アームローテーションが大事！
飛ぶ人と飛ばない人の最も違う点は、腕の動きです。
アームローテーション、つまり肘（ひじ）から手首までの前腕の動きです。この前腕のかい外・かい内の動きが最も大切になります。
体や足腰をいくら鍛えてもこの「かい外・かい内」の動きが出来てないと、飛びません。
では、「かい外・かい内」とは、どういう動きなのかと言うと、右腕では前腕（肘から手首）を時計回りに回す動きが「かい外」、反対に反時計回りに動かすのが「かい内」です。
最近のスイング理論の影響からか、この前腕の回旋の動きを使わない方が、多いように見受けられます。フェース面を変えないでスイングをしようと意識するあまり、前腕を固定して動かしているようです。
そうでは無く、テイクバックで腕のいらない力を抜いて胸を回していくと（最初は、右腕は少し「かい内」の動きが入ります）、トップでは上腕が少し「かい外」して、右手の平が空、を向くようになるはずです。
そこからのトップからの切り返しで、クラブの遠心力によりクラブが外に倒れ、さらに「かい外」が強くなります。これが右腕前腕の「かい外」の動きになり、ダウンスイングで右手の平が上を向いて降りてきます。そして、インパクトの少し手前から前腕の回旋が、今度は「かい内」の動きに代わることでヘッドが加速して走ります。
この「かい外」・「かい内」の動きが非常に大切になってきます。
しかし、この「かい外」・「かい内」の動き、回旋運動は普段日常ではあまり使わない動きになるので、かい外筋・かい内筋をあまり使えていないので、一般には鍛える必要が出てきます。
日常では、丸いドアノブを回す時か、雑巾をしぼる時くらいでしょうか？
野球をされている方は、重いバットを振っているので、自然と鍛えられています。
この筋肉を鍛えることは、飛距離アップにつながり、効果があります。
野球をされている方は、足腰も鍛えられていますが、この回旋筋肉が鍛えられていることが良く飛ぶ理由の一つになっています。
前腕、特に手首の関節はデリケートなので、鍛えるには注意が必要です。
バットを振るのが、怪我なく良いと思いますが、軽めのダンベルを使うのもおススメです。
決して重いものを使わずに、低負荷で高回数の運動をするように心がけてください。怪我をしないように！好きなゴルフが出来ない様になりますよ！！
このかい外筋・かい内筋を」鍛えることは、いろいろなスポーツのパフォーマンスを上げるので、鍛えるに越したことは、ありません。
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